会社案内

　絹は数千年の昔から人類の高級衣料として利用されてきた歴史を有しておりますが、当加悦町（現与謝野町）は高級織物「丹後ちりめん」の本場であり、300有余年の伝統産業として地域経済基盤を維持して参りました。
　しかしながら、近年社会環境、生活様式の変化によりまして和装としての需要が激減して参りました。こうした時、東京農工大学平林清教授の研究による「絹の食品化」に関するレポートに町職員が着目し、先生のご指導を頂きながら研究を重ねた結果、高品位の蛋白質食品として商品化に成功しました。
　弊社は絹の食品化を進めて行くために第三セクターとして設立したものであり、今後とも消費者のニーズに応えながらこの分野のパイオニアとしてさらに研究に努め、より高品質の商品を供給して食文化の向上に貢献すべく努力するとともに、新しい分野への利用につきましても研究を推進して参りたいと考えております。